スポーツ障害 ー足・下腿の痛み
- 繰り返しのランニングやストップ、ジャンプや着地等により発症するオーバーユース症の1つ。
- すねの骨(脛骨)の内側、内くるぶしの上方10~20㎝に圧痛、運動時の痛み、腫れが起こります。
- 特に、土ふまずの下がる動きに発症の原因が多く、偏平足傾向の選手に多くみられる障害です。
- "ねんざ"とは主に靭帯損傷のこと。
- 一言で「足をねんざした」と言っても、足首の周りには、内側・外側・足の甲・奥の方などに多くの靭帯が存在します。
- "ねんざ"とはその靭帯の一部または全部が切れたり伸びたりするケガ。
たかが"ねんざ"と決して甘く見ないでください。最も大切なことは、直後から初期の処置を早く正確にして、腫れを最小限に止めること。 - この処置・治療が不充分だと損傷された靭帯などの組織が緩んだままとなり、ねんざが慢性化します。いわゆる「捻挫ぐせ」です。
- 「クセ」になってしまうとスポーツ時の支障だけでなく、将来的に関節軟骨を傷つけ、骨の変形に至る場合もありますから、きっちり治療しましょう。
- 歩き始めようとした時にかかとの内側辺りや土踏まずの辺りに痛みを感じる場合には、足底筋膜炎(足底腱膜炎)が考えられます。
- マラソン、ウォーキング等の運動による足底への負荷や、肥満傾向や加齢によっても起こります。
- 足の裏の筋肉・筋膜が過剰に引き伸ばされ炎症を起こすことや、かかと部の骨の一部が筋肉によって引張られ、骨棘(こつきょく:ほねのとげ)が出来ることが原因です。
- 歩き出しが特に痛く、歩いているうちに痛みも軽くなってくる特徴がありますが、症状は数ヶ月から1年以上も続くので軽く考えず、早めに治療を受けてください。
- 当院のインソール療法は有効な手段となります。
- 足の内側(内くるぶしの真下よりやや爪先より)の骨が突出して痛みます。
- これは外脛骨と言う小さな過剰骨による突出で、例えるなら八重歯のようなものです。
- 筋肉の引っ張り作用や偏平足などいくつか原因はありますが、インソールやテーピング等を使って、痛みをコントロールすることが可能です。
- 身体の成長が落ち着くと痛みが落ち着くことも多いので、上手に治療しながらプレイを続けましょう。
- アキレス腱及びその周辺には、あらゆるスポーツで傷みやトラブルが発生します。
- 腱自体が炎症を起こすもの、腱でこすれて周囲が腫れるもの、かかとの骨に付着する部分の組織(滑液包)が腫れるもの等があります。 いづれも、ふくらはぎの筋肉への大きな負担や足の使い方のクセ(偏平足など)に起因するものが多いようです。
- インソールを利用して、アキレス腱への負担を減らすことが有効です。
- 足の甲部分の痛みは多くのスポーツで見られます。
- 特に注意を要するものとしては、足の指の2~5㎝足首寄りに起こる『中足骨疲労骨折』と、足首のやや前内方に起こる『舟状骨疲労骨折』です。
- 共に、ランニング・ダッシュ・跳躍・着地などの反復が原因で発生します。
気になる疾患をクリック マークは特に当院のインソール(足底板療法)が効果的です |
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