腰・脚・足の痛み
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以下に、代表的な「腰・脚・足の痛み」の原因について記載しています。参考にしてください。
足の親指(母趾)が付け根から外側(小指側)に曲がってしまい痛みを発します。不適切な靴や加齢・遺伝的要素等が原因となって起こります。母趾に体重がかけにくくなるため、第2-3指の付け根に荷重されてタコができたり、外側荷重になってバランスを崩し、足腰の疲労や膝の痛みにもつながります。
- 矯正の運動や、インソールによる歩行の改善が有効です。
歩き始めようとした時にかかとの内側辺りや土踏まずの辺りに痛みを感じる場合には、足底筋膜炎(足底腱膜炎)が考えられます。
- マラソン、ウォーキング等の運動による足底への負荷や、肥満傾向や加齢によっても起こります。
- 足の裏の筋肉・筋膜が過剰に引き伸ばされ炎症を起こすことや、かかと部の骨の一部が筋肉によって引張られ、骨棘(こつきょく:ほねのとげ)が出来ることが原因です。
- 歩き出しが特に痛く、歩いているうちに痛みも軽くなってくる特徴がありますが、症状は数ヶ月から1年以上も続くので軽く考えず、早めに治療を受けてください。
- 当院のインソール療法は有効な手段となります。
腰椎と腰椎の間には椎間板という軟骨のクッション組織があります。何らかの原因で、椎間板の一部分が飛び出してしまうのが、椎間板ヘルニアです。これにより、神経が圧迫され脚のしびれ等の坐骨神経痛を起こすことがあります。主な症状は、腰の痛みと神経麻痺症状です。足や足首周辺の筋力低下を起こすこともあります。
- 脚部の安静固定や除痛後の体幹筋の強化等が重要です。
- 腰椎や腰部椎間板に変形などが起こり、腰部の痛みを発症します。中高年の腰痛原因として多く、加齢変化によるものです。椎間板や腰椎椎間関節の圧迫、狭小化、骨棘などがみられます。
- 特徴としては、夜間の寝返り時や起床時の動き出し、座位から立ち上がる時など動作の開始時に強く痛み、動いているうちに痛みが軽くなります。当然腰部の可動域も狭くなる(身体が固くなる)ことも特徴です。
- 悪化、進行すると腰部脊柱管狭窄症となるケースも多くあります。早ければ30歳代から発症し、50歳~60歳辺りが発症のピークです。年配の熟練ゴルファーなどの腰の痛みの多くは本障害に該当します。
- 電療・手技治療を続ければ症状は軽くなりますので、『年のせい』とあきらめずに治療を受けてください。
急性の腰の痛みを通称"ギックリ腰"といいます。
- 「顔を洗おうと中腰になったとき」、「床の荷物を持ち上げようとして」、「ゴルフのスイングをしていて」、時には「くしゃみをした際に突然」といった場合に起こります。長時間同じ姿勢を続けたり、中腰の姿勢、不用意な動作がひきがねになることが多く、注意が必要です。
- 原因は、背骨や骨盤周辺の筋肉・筋膜・靭帯・関節軟骨等の損傷によるもの、骨盤の関節(仙腸関節)のゆるみやズレによるもの等が考えられます。
- 腰部に炎症を伴っている場合がほとんどなので、入浴は避け、しっかりと患部を冷却し、安静固定することが治療の基本大原則です。直後の処置を早く正確に行い、治療をしていけば、回復も早くなる症状ですので、すぐに治療をはじめましょう。
- 中高年齢層に多い、腰やお尻の痛みや脚の痛み、しびれを訴える疾患。
- 症状は、歩行において「数10m~数100m歩くと、脚に痛み、しびれが出て、しばらくしゃがみこむと回復して歩けるようになる」というものが代表的です。背骨の中にある、脊柱管という部分が加齢的な変化で狭くなり、神経の束を圧迫することによって起こります。
- まず、適確な患部の固定及び電気治療等の保存的治療(手術をしない方法)を行い、症状の改善を図ります。
坐骨神経痛というのは、病名ではなく症状に対する名前です。臀部(おしり)から脚にかけて走行する坐骨神経が何らかの原因で圧迫を受けることにより、痛みが生じます。臀部から大腿の後ろ側や下肢全般、かかとや足の裏が痛む場合もあり、痛みのため歩行困難に至るケースもあります。
- 原因として"腰部椎間板ヘルニア"、"脊柱管狭窄症"、"梨状筋症候群" 等があげられます。各疾患についての説明を参考にしてください。
- 太ももの前部や側面、膝周辺前部辺りに痛みやしびれ、その他感覚の異常を感じる場合は、大腿神経痛が考えられます。
- 上部腰椎から骨盤、脚へと走る大腿神経が腰部ヘルニアや筋肉、靭帯等により骨盤周辺で圧迫を受けること、他にはコルセット・ベルト・補正下着等で締めつけられることや肥満や妊娠も原因となり発症します。
- 病院での注射、投薬で良くならなかった方でも、当院では、手技治療・物理療法を合わせて治療実績が多くありますので是非ご相談ください。
- 梨状筋は殿部(おしり)の奥にある筋肉です。この筋肉のさらに奥を坐骨神経が大腿部へと下降していくため、梨状筋が坐骨神経を圧迫し、殿部から大腿後面にかけて痛み、しびれ、脱力感が生じます。長く椅子に座っている際に症状が出ます。
- 殿部の筋肉の柔軟性を回復させることで症状は改善します。
他にも痛みの原因は多数あります。お気軽にご相談ください。
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